僕の前職は、テレビ番組の裏方でした、、、
去年の10月まで、私は社会人をやってました。
その仕事とは、、、
ドラマの音声スタッフでした!
具体的な仕事内容
- ガンマイク(バラエティ番組とかで、カメラマンの後ろにいる音声さんが持っている先端がふさふさの長い棒)を持って、それを役者さんに向けて声を収録する。
- ピンマイクを役者さんの服の裏に付けに行く。
- 現場のケーブルさばき。
- 機材のセッティングと片付け。
などなど!
他にも色々とありますが、ざっとこんなことをしてました!
楽しかったこと
- めちゃめちゃ近い距離で役者さんと会える
本当に感動しました(笑)。目の前にテレビで見てた人がいるんですもの!
架空の存在かと思いきや、しっかり実在してました!!
前の会社は、割と有名なドラマに携わっていたので、会ってきた方のほとんどが知ってる人でした。
会った中で一番感動したのは、中条あやみさんです!
とにかくスタイル抜群で、顔が小さいこと小さいこと。
昼休みの時に、食堂で並んでいた時に、中条あやみさんがたまたま後ろに来て、僕に話しかけてくれたんです!!
当時1年目だった超絶下っ端の僕に向こうから話しかけて下さったんです!!
その後に食べたきつねうどんが死ぬほど美味しかったです。
- 友達に自慢できる
「今、何の仕事してるの?」って聞かれた時に、自信満々で答えてましたね(笑)
「この前こんな人と会ったよ!」とか芸能界の裏事情(全然言っても大丈夫なやつ)なんかを話してる時は、めっちゃ楽しかった~!
- 撮影が終われば、役者、スタッフ総出で打ち上げ
1クール約3か月の撮影が終われば、それはそれはとても豪華な打ち上げが待ってました!僕が初めて行った打ち上げは、本田翼さん主演の日本テレビで放送されたドラマの打ち上げで、お洒落なバーを貸し切り、ドラマに携わった方のほとんどが集まった大規模な打ち上げでした。
それはもう半端ないほど楽しかったです(笑)。
だってあの本田翼さんと乾杯ができるんですよ?あの時の興奮は今でもくっきり鮮明にはっきり鮮烈にクリアに明瞭に覚えています(我ながらキモイ)。
辛かったこと
- 残業時間がえげつない
皆さん、テレビ業界で働くことに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
恐らく皆さんのイメージ通りの世界です(笑)。
本当に辛い!!
基本的に始発で出発して、終電で帰って来ます。
僕は今、千葉の実家に住んでいて、大体の撮影現場は都内なんです。なので始発でも間に合わない日もあり、、、
そんな時は、会社にある簡易宿泊施設に泊まってました。
週3ペースくらいで泊ってましたね、、、
その宿泊施設も、大部屋に2段ベッドが数個あるだけだったので、毎晩大先輩方と共に一夜を過ごしてました。
1番ひどかった日は、冬の山の中で、雨が降りしきる中、約30時間ほぼほぼぶっ通しで撮影した日は本当に命の危険を感じました(笑)。(当時は本当に笑えない)
- 先輩が怖い
中には優しい方もいましたが、基本怖いです(笑)。
僕が所属していた部署の1番の大御所であった55歳の上司に嫌われてしまい、無視をされたり強い口調で怒られたりするのが、日常茶飯事で、その会社の暗黙の了解で、その人に嫌われたらもうその会社でやってけないっていうのもあったくらいでした、、、
正直、僕自身あんまり仕事ができないっていうのもありますが、当時はまだ1,2年目だったので多少の猶予は欲しかったというのが今の気持ちです(笑)。
でも、働いてて思ったのは、この厳しい業界で生き抜くには、性格をきつくしないとメンタルが持たないと(笑)。
なので、この業界に怖い人が集まるのは必然的なのだと(笑)。
芸能界の裏方で働きたいと考えている方々へ
トータル的に考えると正直めちゃめちゃきついです(笑)。会社によると思いますが、休みが異常に少なかったり、月の残業時間半端なかったり、責任感がえげつなかったり、、、
でもその辛い思いをした分、やりがいや達成感はとてもあります!!
これは本当に保障します!!
僕が1番達成感を感じた瞬間は、エンドロールに名前が載った時ですね!
こうやって、今までの頑張りが、映像として形に残った瞬間は何にも代えがたい喜びを感じました。
後は、これはドラマ限定ですが、いち早く台本を貰えるので、誰よりも先に今後の展開を知れることですかね(笑)。
ネットで、これからどんな展開になっていくのか予想する方がいますが、展開を知ってる中で、その予想を見るのがとても楽しいし、そうやって放送を楽しみに待ってくれる方がいるんだと思うとなんだかうれしい気持ちになります(笑)。
でもまあ結局は、芸能人に間近で会えるっていうのが1番の魅力ですね(笑)。
とにかく刺激的な毎日を送ること間違いないでしょう!!!